「電気電子工学科学生のための電子材料」densizairyo.pdf (2009.9) (PDF 形式,76 ページ,1.1M byte)
「電気電子工学科学生のための半導体工学」handoutai.pdf (2010.4) (PDF 形式,80 ページ,1.4M byte)
CD-R サービス始めました。新しいメディアを1枚もってきてもらえば焼きますよ。
携帯電話 写真メール質問受付サービス
「電気工学基礎導入演習」,「半導体工学」,「電子材料」,「電磁気学1〜2」の科目で質問がある場合は私の部屋(1号館4階)まで 来てもらうのが一番良いのですが,いつも部屋にいるとは限りませんのでタイミングが合わないときがあるかもしれません。 そのような場合は,質問内容を紙面や黒板などにかき,それを携帯電話のデジカメで撮影し,メールに添付して 右のQRコードで示した私のアドレスへ送ってください。なお,メール本文に必ず学籍番号と氏名を書くことを忘れないでください。
このページは、これから卒研の配属先を決めようと考えている学生さんを対象として書かれています。 当研究室のより詳しい情報を知りたい方は 全国公開版 を御覧下さい。
1.研究室の概要
当研究室では材料表面で生じている様々な物理現象を 原子分子レベルで明らかにして行く事を目的とし、そのための新しい表面分析手段の開発や、 測定データの解析方法の開発を行っています。このため、工作、電子回路、コンピュータ、 物性物理のいずれかに興味のある人を歓迎します。
2.研究室の年間予定
- 輪講(4月〜1月)
表面物性関係の本を週1回2時間のゼミで輪講(勉強会ですね)します。1年間で一人2〜3回くらい 当たります。
- ミニ弁論大会(4月)
当研究室恒例となりました。毎年最初に一人10分づつくらい自分の意見、考えている事 を話してもらいます。自己紹介よりも面白いですよ。熱く語って下さい。 就職面接への対策でもあります。
- SST_Lab基礎実験(4〜6月)
こちらも恒例となりました。2〜3人づつのチームを作り、1チーム1週間の割当で 真空蒸着装置を使ってショットキーダイオードを作ります。実験結果は報告書に まとめてもらい、最後にはPCプロジェクタを使った発表会(SST_Lab基礎実験報告会)を行います。 この時に当研究室のPC−UNIXネットワークの使い方の講習(文章、グラフの作成や 印刷、音声入力、画像取り込みなど)も行います。 つまり、この期間中に真空装置(表面の研究には必須)の扱いや、コンピュータの扱い、報告書の書き方、 発表のしかたを学ぶわけです。卒業研究のための基礎体力をつけてもらいます。 電子メールの読み書きや、Webページ(ホームページという呼び方は適切ではありません) の書き方の講習もあります。この期間はまた 私が皆さんの性格、適性、興味を把握するための期間でもあります。
- 卒業研究(6〜2月)
テーマは6月頃に相談により決定しますが、 実際には就職先が内定した人から順に本格的に卒業研究に入りますので夏休み明けくらいから 始まる人が多いです。でも別に早くから始めて12月くらいに終ってしまっても構いません。 特に電気回路を作る人や工作をする人は部品、材料が納品されるまでに少し時間がかかりますので できれば頑張って夏休み前に設計を終り、発注を済ませておくのが良いと思います。 そうすれば休み明けには部品が揃っていますから。
基本的に一人一テーマです。なるべく本人の興味のあるテーマを選ぶように心がけて いますが、どうしても気に入らなければ相談して下さい。いつでも変更できます。 本年度のテーマは未定ですが、過去の研究テーマについては 全国公開版の中の 卒業研究テーマ 、特に担当学生の個人ページを参考にして頂くと良いと思います。 また、本年度の作品集 も併せて御覧下さい。
なお、研究報告会を9月末(研究計画)、10月末(中間報告)、1月中旬(最終報告)に行います。
卒研報告書の下書き提出は1月末です。
- 卒業研究発表会(2月中旬〜末)
一人15分づつくらいです。卒業研究報告書の提出は2月末〜3月初めくらいになります。 発表会と報告書の提出をクリヤすると卒業です。
3.その他
毎年の事ですが、学生さんに研究計画を提案すると決まって『そんなこと(私に)できるんですか?』という表情が 返ってきます。正直にいいましょう。こちらも最初からできる事を期待しているわけではありません。 できるかできないか分からない事を ああだこうだと議論しながら進めて行くのが研究です。その結果として何か出てくれば儲けものだくらいに思っています。 うまくいかない時、どうしたら良いのか分からずもがいている時に目に見えずその人の力が蓄えられていくのだと思っています。 また、これは大変不思議なことなんですが、頑張っているのにうまくゆかず、間に合わないかなと思われた学生さんでも 2月末には卒研を完成できています。 『先生、見て下さい!うまく動きました!』 野球に壁ぎわの魔術師という 言葉がありますが、まさに学生さんは『瀬戸際の魔術師』ですね。そういうもののようです。
(勿論、何事にも例外はあります。.....天は自ら助くる者を助く。)