「力学的エネルギー保存の法則」 練習問題

2006.2.3 解説:教育センター 平田 慈
出題:中村陽一
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【1】質量 4.0〔kg〕の荷物をゆっくりと 1.5〔m〕の高さまで持ち上げた。 重力の加速度 g を 9.8〔m/s2〕として次の問に答えよ。

(1)荷物にした仕事は何〔J〕か。
(2)重力がした仕事は何〔J〕か。

【2】ポンプで 2.0〔m3〕の水を 5.0 分間で 3.0〔m〕だけ高いところへくみ上げた。 このポンプの仕事率は何〔W〕か。水 1〔m3〕の質量を 103〔kg〕とする。

【3】質量 0.50〔kg〕のボールが,基準面から 10〔m〕のところを 20〔m/s〕の速さで飛んでいるとき, このボールの力学的エネルギーはいくらか。

【4】初め静止していた人の乗った自転車を,前向きに 4.0×102〔N〕の力で押しながら 4.0〔m〕動かした。自転車の速さはいくらになるか。ただし,人と自転車の質量の合計を 50〔kg〕とする。

【5】地上 10〔m〕の高さから質量 0.50〔kg〕のボールを静かに落とした。地面を基準とする。

(1)初めこのボールが持っていた重力の位置のエネルギーはいくらか。
(2)ボールが地面にあたる直前の速さを,力学的エネルギー保存の法則を用いて求めよ。

【6】力学的エネルギー保存の法則に関する記述として適当でないものを,次の(1)〜(4)のうちから一つ選べ。

(1)止まっているボートから飛び降りたら,ボートが反対向きに進み出した。
(2)ジェットコースターは高いところで遅く,低いところで速い。
(3)ボールを真上に投げるとき,手を離れるときの速度が大きいほど高く上がる。
(4)坂道を自転車で下るとき,自転車をこがなくてもだんだん速くなる。


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